2016年06月08日

リアル江國香織を体験

1000万を失って放心状態になってから、相談相手に選んだのはあいちゃんでした。
あいちゃんはびっくりしつつ、親身になってくれました。

最初私はシステムエラーで決済されたと思い込んで相談したので、弁護士の友達とか何人かおるから相談してあげる、とか言うてくれました。

その後、迷惑メールを確認して、強制決済された事に気付いたのでそれを報告しました。


暫くしてから、
「今日仕事20時に終わるからご飯行こう。講義終わってからバイトまでの間1時間でもいいから。話し聞くよ」
みたいなLINEが来ました。

悩んだ末、講義を1限分休んで会ってもらう事にしました。



「もっと落ち込んで沈んでると思ってたけど元気そうで良かった。空元気やろうけど。」
とか言われました。



んでバイト先の近くで食事しました。




あいちゃんと久々に2人で会ったのは、受験勉強してみようかなと思った時期なので、多分一昨年の春とか?
ブログの履歴辿ればどっかに書いてるかもしらんのやけど、一昨年かそれより更に1年くらい前やったと思います。

普通に珈琲館でお茶して、勉強の相談をして別れました。


その次2人で会った時からは100%ラブホに行ってました。



ラブホに行かずに2人で会うたのは、今回が2回目です。
何か変な感じがしました。この人普通に会えるんや。と思いました。
(共通の友人が沢山いるので、集団で飲む時はもちろんラブホに行ったりはしません。)



で。私が強制決済された1000万(正確には930万)を俺が取り戻してあげるとか言いはじめました。

ビックリしすぎて、この人頭おかしくなったんちゃうかと思いました。


でもあいちゃんは本気で、
「最初は毎月1万で…でもそれやったら年間12万か…うーん、でも俺アルバイトしたらいいしもっと頑張って年収増やすから…45歳の時は月に3万にして…ちょっとまってや、計算するから。60までに900万やろ…えっと…うーん、住宅ローン並みやなwwwww」
とか手帳取り出して計算しだして。
(あいちゃんは年収1000万くらいで、自分のお小遣い稼ぎでたまに知り合いから頼まれた仕事を日給2万で請け負ってるらしいです)


あいちゃん「てか口座番号教えてや。振り込むから。あ、でも振り込んで嫁に見つかったらあかんから、手渡しするから、自分で口座に入れてな。使ったらあかんで。どうしても足りんかったら使ってええけど、貯めて900万にするんやで」
私『え?え?てかそんなんせんでええし。私がおばあちゃんになって貯金が尽きたらさ、その時ご飯食べさせてくれたら嬉しいけど。私限界まで一人で貯めるからそんなんせんでええしww何言うてるんww』

「いやほんまに。あかんって。俺が貯めてあげるで。俺好きやから。貯めてて使わんでも済むくらい自分で貯金出来たら返してくれたらええし。俺に飽きて俺捨てられたら、そん時はそういう運命やったんやなと思うから。
900万無くなったって聞いて、俺自分の事みたいに思えてきて、もっと頑張らなあかんわー稼がなあかんわーって思ってん。
切り替えるの時間かかると思うけど、切り替えれるようになったら頑張ってまた貯蓄していったらええし、俺普通に900万円分渡せるように働くし。」

『いやマジで何言うてるんかわからんしwwwちょっと待ってや、そんなんせんでええし。自分で頑張るし!』
「いや自分でも頑張ったらええよ。でも俺も貯めるから。2人で頑張ればええやん。」
『え、じゃあ子供作っていい?』
「それはあかんwwwww」
『じゃあ家泊まりに来て』
「行かんwwwww金だけ渡しに行くwwwww泊まりはあかんwwwww」
『じゃあお部屋で一緒に映画観る』
「映画観たいの?あかんwwwww外で甘えなさい」
『はーい。てかマジでお金いらんから。』
「いや渡すから。」


そんなやり取りをして、店を出たら、店の前で1万円渡されました。
「とりあえず今月分な。月初めやし。」
『えっ!?本気で言うてたん!?』
「本気やから。俺好きやねんってば」
『えっ、じゃあとりあえず貯めとく…』
「うん。バイト頑張りや」
『はい、ありがとう』


この気持ちがどこまで続くんか知らんけど、こんな事言われたの初めてでびっくりして、どう反応したらええんか全然わかりませんでした。

江國香織の小説読んだばかりやったから、『何この江國香織感』とか思って辛すぎました。

あの江國香織の小説の中に出てくる人達みたいな感情を持ったら終わりやと思ってあいちゃんと遊んでます。
本気で好きになったら終わりやから、割り切ろう割り切ろうとしてるのに、何でこんな事するんや…。
って、涙目になりながらバイトして、部屋に戻って泣きました。




あいちゃんと知り合ったのは12年くらい前で、私は手っ取り早くお金を稼ぎたくなって、何となく、でも強い意志を持って風俗の面接に行きました。
その事を周りに言うと、噂を聞きつけたあいちゃんが急に会いにきて
「絶対にそんな仕事したらあかん。絶対。そんな事するんやったら俺がお金あげるから。」
とか言って、あまりにも熱心に言うので私は面接に受かったけどブッチして出勤しませんでした。

結局お金はもらってないし、普通のアルバイト生活に戻った…というかバイトも辞める前やったので、何事も無いエピソードになったんやけど。

その後あいちゃんは昔から付き合ってた彼女と結婚して、今は3人子供が居て、来年か今年か知らんけど4人目が生まれる予定で。
私も結婚してたり同棲してたりで、何年も2人で会ってなくて、珈琲館で何年振りかにお茶してから関係が再開されて。



そんな中私に1万円をくれる意味がわからんというか、
単純に、私が水商売に走ると思って止めてるんやろうけど。
「スナックも働いたあかんで。ああいうところに居る人はな、手が早いアカン人が多いからな、ああいうところの人と付き合ったあかんで。普通の人と結婚するんやで。
ていうか半分は変な男にひっかかりそうやから心配っていうのんと、半分は嫉妬やけどな。働いたらあかんで。普通のアルバイトして生活するんやで。」
とかいう、自分は手が早い割に謎説教(?)してきたり。


そういう謎説教はたまにしてくるから『また始まった』とかしか思わんのやけど、
自分の事のように終始悲しそうにしてたり真面目に所得を増やす方法を考えたりしてるところにキュンキュンしてしまって、
あかんあかん、この人は好きになったらあかん、割り切れー割り切れー割り切れーーーーーとか心の中で思いながら食事と会話をしていました。


食事の後にきたLINEが昭和!そういうところが可愛い。

Screenshot_2016-06-08-07-53-08_1.jpg

終わり
posted by くりはらりえ at 08:08| Comment(5) | TrackBack(0) | 貯蓄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする